7日間の魔法
春。
私の一番好きな季節。
あたたかくて、息をするだけで幸せ感じられる季節(花粉症の方ごめんなさい(^人^))
桜のピンクと 空の水色は いつまで見ていても飽きないなぁ〜 はぁ しあわせ、、♡
柔らかなピンクが春の訪れを知らせてくれる。
一足早く咲く庭の枝垂れ桜は、父と母が結婚した年にツバメが運んできた種から咲いたらしい。 (なんとも縁起のいい桜...)
庭には 祖母が植えてくれた桜が他にもある。
私が生まれた年の八重桜と
弟が生まれた年のヒカンザクラ。
物心つく頃には私はもう桜に囲まれていたんだなぁ。
" 桜は散り際が美しい "
この言葉になんだか少し切なさを感じるけど、そんな散り際が私は一番好き。
散りゆく姿さえも堂々としていて魅きつけられる植物、桜 以外にある ?
毎年春になって桜を見ると、その美しさと、すぐ散ってしまう儚さに心惹かれる。
いつか散ってしまう その運命を知っていても、毎年また綺麗に花を咲かせる自然の力強さは見習うべきものがある。
桜 が人間に例えられるのは なんとなくわかる気がする。
先日読んだ本では 恋を桜に例えていた。
恋は桜のようだ。
長く凛とした静かな冬の季節、桜はじっと花を咲かせる時を待っている。
人も運命のような出会いまで時が来るのを待ち、
やがて大切な人を見つけ綺麗な花を咲かせる。
美しく咲き誇る桜のように
恋をすればどんな景色や空気さえも輝いて見える。
やがて時が過ぎ、切なさと儚さを知らせるように桜の花は散ってしまう。
思い出はいつでも憎いくらいに綺麗だ。
風に舞って散っていく桜のように。
この春はわたしにとって、とても大きな意味を持っている。
高校を卒業し、大好きな友達、大切な家族と離れてひとりで暮らす
昔は別れが訪れる3月が嫌いだった。
それでも春が好きだったのは
出逢いの4月があって、桜があるから。
今は別れの3月が嫌いではない。
本当に大切な人たちとは、たとえどんなに離れた場所にいても必ず繋がっていられるから。
そう信じることができる友達がわたしにはたくさんいるから。
小学校で出逢えた趣味の合う最高に最強な親友も
何もかも真逆なのにわたしのことをなんでもわかってくれる母親みたいな親友も
小学校は喧嘩もしてお互いが大嫌いな時期もあったけど中学校でわたしが辛かったときに1番支えてくれた幼馴染の5人も
中学校で出逢ったどんなくだらないことにも真剣になれるあのクレイジーな集団も
高校で出逢えた女子力が高くて自立していて優しくて面白くて尊敬するふたりも
塾で一緒に受験期乗り切った仲間も
みんな大好きで、みんな大切。
「みんなのために自分はなにができるだろう」いつも心でそう思いたい。
何かをしてくれなかった不満を積み重ねるより、
何かその人にできたことを積み重ねていけばきっと心は満たされる。
思いやりにも似た ひとつひとつの行動で
ずっとずっと大切にしていきたい。
信じること
思いやること
嘘をつかないこと
優しくすること
言葉にすること
伝えること
感謝すること
あたりまえじゃないこと
忘れないこと
大切なこと。
そばにいることは当たり前じゃない
いつでも一緒にいられるわけではない
だからこそ一緒に笑って、泣いて、語り合えることの幸せをいつまでも感じていたい。
出逢えたことは偶然なんかじゃなくて
きっとわたしたち巡り合うべくして会えたのだから。
わたしの青春にはみんなが必要で
誰かひとりでも欠けたら今のわたしはいないから。
精一杯の " ありがとう " と " だいすき " を
いつまでも、何度でも伝え続けたい。
特別な想いを、かけがえのない日々を、
青春を、ありがとう。
青すぎた春を忘れずに居たいと
語るは友との地図
駆けるは人の大地
この桜は数ヶ月前まで ただの木 に過ぎなくて
誰の目にも留まることなく必死に寒い冬を乗り越え
今、立派な花を咲かせてる。
数週間後には葉桜になって
秋には枯葉になって
また厳しい冬を迎える。
大学生、きっと厳しいこともあると思う。
それでも、自分の選んだ道だから
みんなと乗り越えた日々があるから
わたしはこれまでもこれからも、わたしらしく
いつでも笑顔でコツコツと努力していくよ。
いつかわたしも立派な花を咲かせられるように....