好きが駆け巡る午後3時
お正月の午後
柔らかい陽の光が差し込むベッドの上で動画をみていた
天才クイズ集団と呼ばれる彼らのつくる動画はどれもこれも面白い。いや、趣深いというべきか?
私の語彙力じゃとてもじゃないけど語り尽くすことはできないほど魅力的な人たち
画面の中、今日も私の好きな人は笑っている
その笑顔を見るだけで " 明日も頑張ろう " そんなふうに思えるからすごい
好きな人が自分を好きになってくれる確率って
いったいどのくらいなのだろう....
そんなことを考え始めた頃にはもう、きっと心のどこかで自覚していた
どうやら私は会ったこともない、話したこともない相手を好きになってしまったらしい
(もっとも憧れなのか恋なのか定かではないが前者の方が有力であろう)
「なーんてこった。」
ふと独り言が漏れる。相手が自分を知らなきゃ、想いだって伝えようがない
どうしたって届かない想いは存在するのだということを知った新春
気づいたら窓から身を乗り出して外を見ていたのは別になにか理由があったわけではない
木々の間から差し込む光に目を細めながら
ただなんとなく遠くの空をみあげていたかった
どこまでも続く淡い色の空と
放物線を描く長い飛行機雲
世界はこんなにも広い
立ち止まろうとも
泣き叫ぼうとも
誰かを責めようとも
自分が可哀想だと思おうとも
「明日は必ず来る」
人智の及ばないものがある。
その事実ひとつでなんだか少しだけ心が軽くなった気がした。
同時にその存在に帰依する人の気持ちがわかったような気もした。
"好き"の正体が何かはわからないけど
この想いを抱いてることで"変わりたい"と心の底から思えた自分がいる。
だからこそ、この " 好き " は大切にしていきたい。
心の中で、大事に育てていきたいと思う。
2020年
大学生という新たなステージに進む私にとってどんな一年になるのか想像もできない
何かが変えられたらいいなと思う。
些細なことでも、たったひとつでも、
自分の自信になる何かを見つけていきたい。
そしてどんな時でも私らしく、
私の好きな私でいられたらいい。
この一年があなたにとって、わたしにとって
幸せな年になりますように....
最後に、大好きで尊敬している
ゆらゆらの言葉を引用させてください
きっとまた、
色んなことが起こるこの一年で
一つ一つを大切に、
来年振り返った時には
全てを抱きしめたくなる程
愛せる一年にします